理事長　新井治男
新春を迎えおめでとうございます。
皆さまにとって幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げます。

　今年は、オリンピック・パラリンピックをはじめ様々なイベントが日本で開催される予定ですが、悩まされているコロナ禍は一部を除いてまだまだ世界的に収束しておりません。1日でも早く収まって、正常な毎日になることを世界中のだれもが願っていることと思います。
　ところで、昨年は、私ども協会もコロナ禍の影響で、事業実施の継続が難しくなり、多くの事業は中止にして6月から休会とさせていただきました。
　一方で、コロナ禍がある程度収束となり再開ができる状態になりましたら、事業活動を始めますので、恐縮ですがもう少しお待ちいただきたいと思います。
　なお、再開後の協会事業は、当面コロナ禍を考慮しながら「交流型食談会」、「体験型食談会」、「講演会」の開催を検討するも、食をとりまく「環境」「社会教育」などの視点からSDGsにのっとった「森づくり」「花畑」等の自然を大切にした活動を推進していきたいと考えています。
　これに加えて機関紙『上州の台所』の発行は、従来のスタイルに新たに本県各地域の美味しい料理、伝統的な料理、珍しい料理などを調査取材して、楽しい情報も盛りだくさん掲載し、内容を充実していくこととしております。

　今後もスローフード活動は、私たちの本来のリズムを生活の中に取り込むことを目指し、また食をテーマに具体的な活動を展開することを念頭に置いて人と人、自然の関係性を豊かで潤いのあるものとし、地域文化の継承と活性化に貢献できるよう目標を定めて、各事業に取り組んでいく所存でございます。

　結びになりますが、今年も皆様方の益々のご発展とご健勝を心から祈念いたしますと共に、今後も群馬県スローフード協会を一層ご理解、ご支援をお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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